充実したリハビリテーション体制

自分らしさをとりもどす、精一杯のお手伝い

セラピスト数(PT・OT・ST)

<2025年現在>

理学療法士(PT)
72
作業療法士(OT)
50
言語聴覚士(ST)
18

認定資格取得者 多数在籍

  • 認定理学療法士、認定作業療法士、認定言語聴覚士
  • 回復期リハビリテーション病棟協会認定 セラピストマネジャー
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 日本心臓リハビリテーション学会認定
    心臓リハビリテーション指導士
  • 介護支援専門員

PT理学療法士

リハビリテーションの本来の⽬的は、単に機能を回復させることにとどまらず、個⼈が再び社会 とつながり、⾃⽴した⽣活を送ることにあります。その中で、理学療法(Physical Therapy、PT) の役割は、本⼈の状態や回復の時期に応じて、起きる・座る・⽴つ・歩くといった基本動作をど のように獲得していくかにあります。ケガや病気の後、最初は動作に対する不安や痛みが⼤きく、 ⾃分だけで動くことが難しい場合も多々あります。まずはリハビリの時間を通じて動作の練習を ⾏い、その後、徐々に⽇常⽣活の中で⾃分⾃⾝で動く回数が増えていくことで、回復が促進され ます。私たちは、プロフェッショナルとしての視点から、どこまで動作を進めるべきかを⾒極め、 最適なリハビリを提供します。また、当院ではプロフェッショナルとしてのスキルアップの⼀環 として、認定理学療法⼠の資格取得を推進しています。特に、脳卒中や運動器に関する認定理学 療法⼠が多数在籍し、活躍しています。

OT作業療法士

作業療法は病気やけがによって、⾷事やトイレなど⽇常⽣活に必要な動作が難しくなることがあ ります。これらの⽇常⽣活に必要な動作が⾃分で⾏なえるように、からだの機能回復のための訓 練や実際の動作練習、また必要に応じて道具の使⽤や環境についても提案をいたします。また患 者さんの家庭での役割に合わせた訓練や社会復帰に必要な訓練も⾏ないます。患者さんがその⼈ らしく笑顔で⽣活できるような作業療法を⽬指します。患者さんが⾷事やトイレなど⽇常⽣活に 必要な動作を⾃分でできるようになるようアプローチします。⼀軒家を活⽤したリハビリテー ション空間もあり、実際場⾯により近い環境での⽇常⽣活動作の練習や、家事の訓練を実施して います。さらに仕事や趣味活動といった患者さんのその⼈らしい⽣活が送れるように⼀緒に取り 組んでいきます。

ST言語聴覚士

⾔語聴覚療法は⾷べる喜びを取り戻し、コミュニケーションを楽しんでいただくことを⽬指しま す。患者さん⼀⼈ひとりの「話したい」、「⾷べたい」の思いに寄り添い、⽬標達成に向けて多 職種で連携してリハビリを⾏っています。個室でのリハビリにとらわれず、シミュレーションハ ウスを活⽤した実践的なコミュニケーション訓練も取り⼊れています。摂⾷嚥下リハビリテー ションの認定⾔語聴覚⼠も複数名在籍しており、経⿐経管栄養や胃瘻造設術を受けた⽅に対して も、適切な評価、環境設定を⾏い、お楽しみでの⾷事や、⼀部経管栄養離脱、完全抜去を⽬標に 積極的にリハビリを⾏っています。

質を高める取組み

全国レベルのリハビリテーション学会・研修会・講習会に積極的に参加し、リハビリテーション部内へ伝達し、質の向上を図っています。

実技研修の定期開催

各専⾨分野ごとに実技研修を定期的に開催し、リハビリテーションの専⾨性を⾼めています。研修では、最新の 治療技術やエビデンスに基づいた実践的な技術習得を⽬的とし、セラピスト間で技術の向上を図っています。

症例検討会の定期開催

日本リハビリテーション医学会認定医・指導医・専門医の医師の指導のもと、症例検討会をリハ部合同で定期開催し、確かな質の高いリハビリテーションを提供することを目的に実施しています。

臨床教育システム

リハビリテーション部キャリアラダーに準じて、臨床実践能力・対人能力・研究能力・指導(教育)能力・マネージメント能力・自己啓発などの医療専門職として必要な要素をバランスよく成長できるよう取り組んでいます。

臨床研究実績

〈過去5年間の発表実績〉

PT
理学療法士

2024年度 理学療法科 学会、論文発表一覧

北海道理学療法士会石狩支部症例検討会

  • 左被殻出血により右片麻痺を呈した患者への歩行再獲得を目指した介入/丸茂史弥

第61回日本リハビリテーション医学会学術集会

  • 高齢者における周波数解析を用いた静止立位制御の感覚重みづけ分析~/丸谷暁子

北海道リハビリテーション学会雑誌第47巻

  • 大腿骨近位部骨折術後患者の回復期リハビリテーション病棟入院時のFIMを用いた自宅復帰予測モデル/中村洋平

第12回日本運動器理学療法学会学術大会

  • 大腿骨近位部骨折術後患者の入院時バランス能力からみた退院時歩行自立可否の検討/横地康史

第22回日本神経理学療法学会学術大会

  • 第22回日本神経理学療法学会学術大会 失調によるバランス障害に歩行練習支援ロボットWelwalkにて介入した脳幹出血後症例/丹波祐哉

第29回日本基礎理学療法学会学術大会

  • 回復期リハビリテーション病棟入院患者の歩行能力別での姿勢制御の違いの検討-効果的なバランス訓練への基礎研究-/角谷哲成

第32回日本慢性期医療学会

  • 超高齢者に対する回復期リハビリテーションの効果/坂口萌香

第75回北海道理学療法士会学術大会

  • B-SESと免荷平地歩行練習を併用し荷重時痛が改善した重度変形性膝関節症患者の一例/佐渡皓匡

第75回北海道理学療法士会学術大会

  • 視床出血によりPusher現象を呈した症例に対する主観的垂直認知への介入と経過/秋元隆希

第75回北海道理学療法士会学術大会

  • 中心性頚髄損傷の褥瘡に対しベルト電極式骨格筋刺激療法(B-SES)の使用を試みた症例/小野洸太

第75回北海道理学療法士会学術大会

  • フレッシュマンセッション/中村洋平

第75回北海道理学療法士会学術大会

  • パーキンソン病における周波数解析を用いた静止立位制御の感覚重みづけ分析~/丸谷暁子

第75回北海道理学療法士会学術大会

  • 下肢リンパ浮腫を合併し足部機能低下により前足部痛を呈した症例に対して理学療法とインソールを用いた介入により改善がみられた一症例  /尾関真吾

第18回ウェルウォーク研究会

  • 被殻出血後に右半身片麻痺を呈した患者に対しwelwalkを用い歩行再獲得に至った症例/河野祐也

北海道理学療法士会石狩支部症例検討会

  • 新型コロナウイルス発症後に廃用症候群をきたし脱水や胸水を認めたが安定した食事摂取を獲得できた一例/出雲路朋

回復期リハビリテーション病棟協会 第45回研究大会

  • 口述演題:業務改善、DX/前田泰平

回復期リハビリテーション病棟協会 第45回研究大会

  • 口述演題:チームアプローチ/前田泰平

回復期リハビリテーション病棟協会 第45回研究大会

  • 口述演題:装具・ロボット・リハ機器/中村洋平

2023年度 理学療法科 学会、論文発表一覧

第60回日本リハビリテーション医学会学術集会

  • 大腿骨近位部骨折術後患者の在宅復帰に関連する因子の検討/中村洋平

第21回日本神経理学療法学会学術大会

  • 成人脳性麻痺者の座位行動が健康関連QOLに与える影響/森岡勇斗

第21回日本神経理学療法学会学術大会

  • 第21回日本神経理学療法学会学術大会 重度片麻痺患者の起立性低血圧に対するベルト電極式骨格筋電気刺激装置(B-SES)の効果/丹波祐哉

リハビリテーション・ケア合同研究大会2023

  • COVID-19感染後に失行など多彩な高次脳機能障害を呈した症例/丸谷暁子

第74回北海道理学療法士学術大会

  • 歩行練習支援ロボットwelwalkを使用して歩行能力が向上した一症例/臼井潤平

第74回北海道理学療法士学術大会

  • 左延髄外側梗塞によりlateropulsionを呈した症例へのBASYS使用の試み/角谷哲成

第74回北海道理学療法士学術大会

  • 103歳歩行可能症例の姿勢制御における周波数解析を用いた感覚重みづけ分析/中村洋平

第74回北海道理学療法士学術大会

  • 口述演題4 神経/中村洋平

北海道理学療法第40巻

  • 103歳歩行可能症例の姿勢制御における周波数解析を用いた感覚重みづけ分析/丸谷暁子

第28回日本基礎理学療法学会学術大会

  • またぎ動作における支持脚のエネルギー吸収/高溝陸

北海道理学療法士会石狩支部症例検討会

  • 正常圧水頭症の既往がある大腿骨近位部骨折術後患者の姿勢反射障害に着目した症例/川端郁美

第17回ウェルウォーク研究会

  • Bコースディスカッション/中村洋平

健育会グループ第18回看護・リハビリテーション研究会

  • 回復期リハビリテーション病棟入院患者の歩行能力別での姿勢制御の違いの検討/角谷哲成

2022年度 理学療法科 学会、論文発表一覧

第45回日本リハビリテーション医学会北海道地方会

  • 大腿骨近位部骨折術後患者の回復期リハビリテーション病棟入院時のFIMを用いた在宅復帰予測モデル/高溝陸

第73回北海道理学療法士学術大会

  • VDT作業と書字作業が自律神経活動・精神的ストレス・疲労感に与える影響/小酒萌絵

第73回北海道理学療法士学術大会

  • ウェルウォーク(WW-2000)は従来の理学療法よりもFIM認知項目が低下した脳卒中患者の歩行能力を改善させるか?/中村洋平

第14回ウェルウォーク研究会

  • 呼気ガス分析指標からみた脳卒中後患者に対する歩行練習支援ロボットと長下肢装具歩行練習の相違/中村洋平

リハビリテーション・ケア合同研究大会 苫小牧 2022

  • コロナ禍におけるリハビリ新入職員の現状把握/前田泰平

第27回日本基礎理学療法学会学術大会

  • 安静時立位バランスにおける足部への温熱効果に関する研究/丸谷暁子

第20回日本神経理学療法学会学術大会

  • ウェルウォーク(WW-2000)は従来の理学療法介入よりも片麻痺患者の歩行能力を改善させるか?~Matched case-control study~/丹波祐哉

北海道理学療法士会石狩支部 第2回症例検討会

  • 視床出血により重度感覚障害を呈した患者への歩行再獲得を目指した介入/河野祐也

北海道内部障害リハビリテーション研究会 第94回定例会

  • 回復期リハビリテーション病院からみた集中治療後症候群/中村洋平

2021年度 理学療法科 学会、論文発表一覧

第72回北海道理学療法士学術大会

  • 歩行支援ロボットwelwalk(ww-2000)の視覚フィードバック機能を活用し歩行獲得を目指した右片麻痺聾唖症例/岩渕絢子

北海道理学療法士会石狩支部 第1回症例検討会

  • 人工骨頭置換術後の構造的脚長差に対して補高を行い即時的に歩容の改善を得た症例/小野洸太

第12回ウェルウォーク研究会

  • ウェルウォーク WW-2000を活⽤した歩⾏練習と職員教育/中村洋平

第9回日本運動器理学療法学会学術大会

  • 健常成人における立脚肢下腿外側傾斜の制約条件が歩行開始時の姿勢制御に与える影響/中村洋平

第26回日本基礎理学療法学会学術大会

  • 健常成人における一側下腿外側傾斜条件と振り出し脚の違いが歩行開始時の姿勢制御に与える影響/中村洋平

基礎理学療法学 第24巻第1号 11-16項

  • 高齢者の物体の高さに対する認識能力と身体を用いた高さ再現課題時の特性/丹波祐哉

北海道理学療法士会石狩支部 第2回症例検討会

  • 自宅復帰に向けた歩行獲得と転倒予防を目的に身体機能と転倒恐怖感に着目し介入した一例/村中塁

回復期リハビリテーション病棟協会 第39回 研究大会

  • 大腿骨転子部骨折における術後整復型が回復期リハビリテーション病棟退院時の歩行能力と自宅復帰に与える影響について/三原啓吾

臨床実習教育実績

年間35名程度受入

  • 北海道大学
  • 北海道文教大学
  • 北海道医療大学
  • 北海道科学大学
  • 北海道千歳リハビリテーション大学
  • 札幌リハビリテーション専門学校
  • 日本医療大学
  • 札幌医学技術福祉歯科専門学校

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