医療法人 喬成会 花川病院 リハビリテーション

03充実したリハビリテーション体制

充実した
リハビリテーション体制

セラピスト数(PT・OT・ST)

<2024年4月1日現在>

  • 理学療法士(PT)
    75
  • 作業療法士(OT)
    50
  • 言語聴覚士(ST)
    18
認定資格取得者 多数在籍
  • 認定理学療法士、認定作業療法士、認定言語聴覚士
  • 回復期リハビリテーション病棟協会認定 セラピストマネジャー
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 日本心臓リハビリテーション学会認定 心臓リハビリテーション指導士
  • 介護支援専門員
Physical Therapist(PT)理学療法士
理学療法部門は、脳血管疾患リハビリ、運動器疾患リハビリ、廃用症候群リハビリ、呼吸器疾患リハビリ、心大血管疾患リハビリ、がんリハビリなど幅広い疾患に対応し、入院リハビリ・外来リハビリ・訪問リハビリなどシームレスなサービスを提供できるよう取組み、最適なリハビリテーションを北海道で実践することを目指しています。そのために道内初導入のウェルウォーク(下肢麻痺リハビリ支援ロボット)など最新機器の適正利用をすすめ、最新の医学知識を取り入れるため研修に積極的に参加し、個々の力量を向上させるために専門資格の取得にも力を入れています。
理学療法士
Occupational Therapist(OT)作業療法士
作業療法部門は、食事・着替え・トイレ・入浴等の身のまわりの事から、家事、買い物、公共交通機関の利用、パークゴルフ・家庭菜園等の趣味にいたるまで、退院後に「その人らしく生活できる」ことを目指して365日途切れのないサービスの提供を実践しています。
入院中は、出来る能力を日々実践するために、効率の良い分かりやすい方法を検討し、他職種と連携し、自分でできることが増えていくことを実感していただきます。また、最新の機器を使用し、麻痺した上肢の機能改善、浴室システムを使用した家族指導、一軒家の総合リハビリシミュレーションハウスで、より実践に即した生活訓練を実施しています。
作業療法士
Speech-Language-Hearing Therapist(ST)言語聴覚士
言語療法部門は、言語聴覚士が18名在籍しており、摂食嚥下リハビリテーション(口から食べる)に力を入れています。日本言語聴覚士協会認定言語聴覚士、摂食嚥下リハビリテーション学会認定士が複数名在籍し、患者様の食べる喜びを実現できるよう、多職種協働で日々取り組んでいます。また、失語症等でコミュニケーションにお困りの患者様にも、石狩市・近郊の地域密着を目指し入院から退院後の生活期(外来リハビリ・訪問リハビリ)までシームレスなサービス提供ができるよう努めています。
言語聴覚士
質を高める取組み
全国レベルのリハビリテーション学会・研修会・講習会に積極的に参加し、リハビリテーション部内へ伝達し、質の向上を図っています。
症例検討会の定期開催
日本リハビリテーション医学会認定医・指導医・専門医の医師の指導のもと、症例検討会をリハ部合同で定期開催し、確かな質の高いリハビリテーションを提供することを目的に実施しています。
疾患別勉強会の定期開催
疾患別(10グループ)ごとに勉強会を開催し、論文抄読・診療ガイドライン・技術研修などグループで取り組み、セラピスト間で質の向上を図っています。
臨床教育システム
リハビリテーション部キャリアラダーに準じて、臨床実践能力・対人能力・研究能力・指導(教育)能力・マネージメント能力・自己啓発などの医療専門職として必要な要素をバランスよく成長できるよう 取り組んでいます。

臨床研究実績
〈過去5年間の発表実績〉

理学療法士
2022年度
第45回日本リハビリテーション医学会北海道地方会
  • 大腿骨近位部骨折術後患者の回復期リハビリテーション病棟入院時の
    FIMを用いた在宅復帰予測モデル/中村洋平
第73回北海道理学療法士学術大会
  • VDT作業と書字作業が自律神経活動・精神的ストレス・疲労感に与える影響/小酒萌絵
第73回北海道理学療法士学術大会
  • ウェルウォーク(WW-2000)は従来の理学療法よりもFIM認知項目が低下した
    脳卒中患者の歩行能力を改善させるか?/中村洋平
第14回ウェルウォーク研究会
  • 呼気ガス分析指標からみた脳卒中後患者に対する
    歩行練習支援ロボットと長下肢装具歩行練習の相違/中村洋平
リハビリテーション・ケア合同研究大会 苫小牧 2022
  • コロナ禍におけるリハビリ新入職員の現状把握/前田泰平
第27回日本基礎理学療法学会学術大会
  • 安静時立位バランスにおける足部への温熱効果に関する研究/丸谷暁子
第20回日本神経理学療法学会学術大会
  • ウェルウォーク(WW-2000)は従来の理学療法介入よりも片麻痺患者の歩行能力を改善させるか?
    ~Matched case-control study~/丹波祐哉
北海道理学療法士会石狩支部 第2回症例検討会
  • 視床出血により重度感覚障害を呈した患者への歩行再獲得を目指した介入/河野祐也
北海道内部障害リハビリテーション研究会 第94回定例会
  • 回復期リハビリテーション病院からみた集中治療後症候群/中村洋平
2021年度
第72回北海道理学療法士学術大会
  • 歩行支援ロボットwelwalk(ww-2000)の視覚フィードバック機能を活用し
    歩行獲得を目指した右片麻痺聾唖症例/岩渕絢子
北海道理学療法士会石狩支部 第1回症例検討会
  • 人工骨頭置換術後の構造的脚長差に対して補高を行い即時的に歩容の改善を得た症例/小野洸太
第12回ウェルウォーク研究会
  • ウェルウォーク WW-2000を活⽤した歩⾏練習と職員教育/中村洋平
第9回日本運動器理学療法学会学術大会
  • 健常成人における立脚肢下腿外側傾斜の制約条件が歩行開始時の姿勢制御に与える影響/中村洋平
第26回日本基礎理学療法学会学術大会
  • 健常成人における一側下腿外側傾斜条件と振り出し脚の違いが歩行開始時の姿勢制御に与える影響/中村洋平
基礎理学療法学 第24巻第1号 11-16項
  • 高齢者の物体の高さに対する認識能力と身体を用いた高さ再現課題時の特性/丹波祐哉
北海道理学療法士会石狩支部 第2回症例検討会
  • 自宅復帰に向けた歩行獲得と転倒予防を目的に身体機能と転倒恐怖感に着目し介入した一例/村中塁
回復期リハビリテーション病棟協会 第39回 研究大会
  • 大腿骨転子部骨折における術後整復型が回復期リハビリテーション病棟退院時の歩行能力と
    自宅復帰に与える影響について/三原啓吾
2020年度
第57回日本リハビリテーション医学会学術大会
  • 呼気ガス分析指標からみた脳卒中後患者に対する
    歩行練習支援ロボット(welwalk-1000)と長下肢装具歩行練習の相違/中村洋平
第11回ウェルウォーク研究会
  • ウェルウォークによる視覚および歩行動画フィードバックを有効活用した片麻痺聾唖症例/中村洋平
回復期リハビリテーション病棟協会 2020年度 研究大会
  • 大腿骨近位部骨折患者の30秒間立ち上がりテストと体幹機能の関連性/遠藤謙太
2019年度
第9回日本ロボットリハビリテーション・ケア研究大会
  • 歩行練習支援ロボット(welwalk)の導入と普及,教育から定着へ/中村洋平
第7回日本運動器理学療法学会学術大会
  • 高齢者の高さに対する認識能力-若年者との-比較/丹波祐哉
第8回ウェルウォーク研究会
  • 重症例へのリハビリ介入におけるウェルォークの位置づけ/前田泰平
北海道理学療法士会石狩支部第4回症例検討会
  • 第12胸椎椎体骨折の3週後に脳梗塞を発症し、トイレ動作獲得に注目し介入した症例/丹波祐哉
北海道理学療法士会石狩支部第4回症例検討会
  • 脊髄小脳変性症を併存した大腿骨顆上骨折患者で、著明な膝折れを認めた1例/角谷哲成
2018年度
第16回日本神経理学療法学術大会
  • 回復期片麻痺患者に対する部分免荷トレッドミル歩行練習と部分免荷平地歩行練習の即時効果の比較/源勇太
第6回日本運動器理学療法学会
  • 部分免荷による平地歩行とトレッドミル歩行練習が大腿骨近位部骨折患者の歩行に与える影響/往田幸生
第26回日本慢性期医療学会
  • 回復期リハビリテーション病棟入院患者における高ロイシン含有分岐鎖アミノ酸栄養介入効果/中村洋平
第69回北海道理学療法士学術大会
  • 回復期脳卒中片麻痺患者への歩行練習支援ロボット(Welwalk)の使用経験/中村洋平
作業療法士
2022年度
第52回北海道作業療法学会学術大会
  • 転倒による挫傷によって後骨間神経麻痺を呈した症例に対し、
    多角的療法や行動学的手法を一部実践することでお椀を持てるようになった一例/石島智也
第52回北海道作業療法学会学術大会
  • 活動性が低下していた高齢者に対する「楽しさ」を視点とした余暇活動が
    自己効力感や退院意欲向上へと繋がった一事例/大田あすみ
第52回北海道作業療法学会学術大会
  • コロナ禍の面会制限により介助方法や高次脳機能障害の理解に課題が残ったが
    訪問リハビリテーションで補完した一例/斉藤俊文
第52回北海道作業療法学会学術大会
  • 回復期リハで認知症高齢者に対してデジタル回想法を用いた一例/今西優美
第55回日本作業療法学術大会
  • 高齢者に対するVirtual Realityを用いた没入型回想法の副反応の検討/今西優美
健育会グループ
第17回看護・リハビリテーション研究会
  • 脳卒中後の座位保持困難な症例に対するReoGo®-Jを用いた体幹機能訓練効果
    ~クロスオーバーデザインを用いた検証~/片桐一敏
作業療法の実践と科学4(2)24-30,2022
  • 脳卒中片麻痺患者にハイブリッドな上肢機能訓練を短期間で実施した症例
    ~keyformを参考にして/小島佳祐
2021年度
作業療法の実践と科学3巻 (2021) 2号 p. 38-46
  • 脳卒中上肢機能の作業療法におけるアルゴリズムフローの試み
    ~当院回復期リハビリテーションにおける研究~/片桐一敏
第51回北海道作業療法学会学術大会
  • 脳卒中重度片麻痺患者における上肢用ロボット型運動訓練装置ReoGo®-Jを活用した
    体幹機能訓練の有効性における介入研究/片桐一敏
第51回北海道作業療法学会学術大会
  • 片麻痺患者に対するReoGo®-J使用による即時効果/小島佳祐
第51回北海道作業療法学会学術大会
  • 脳卒中上肢麻痺に対し回復期リハビリテーションから
    訪問リハビリテーションへ支援を継続し実用手に至った事例/斉藤俊文
第51回北海道作業療法学会学術大会
  • 脳卒中重度上肢麻痺患者に対し,ロボット療法と電気刺激療法・課題指向型訓練などの
    多角的なアプローチを実践しピアノ講師へ復職できた一例/大藤勇貴
第51回北海道作業療法学会学術大会
  • 脳出血により弛緩性四肢麻痺と失語を呈した患者に透明文字盤と
    意志伝達装置〔OriHime eye+switch〕を使用しコミュニケーションの獲得を目指した事例/久恒璃子
第55回日本作業療法学術大会
  • 脳卒中重度上肢麻痺患者に、入院中ReoGo-JとHANDS療法を実施後、
    外来でTransfer packageを継続し、両手ピアノ演奏を獲得できた一例/大藤勇貴
第55回日本作業療法学術大会
  • 回復期リハビリテーションにおける 更衣訓練を基準としたFIM運動項目改善の検討
    ~運動器疾患への介入~/片桐一敏
リハビリテーション・ケア合同研究大会 兵庫 2021
  • 入浴形態の選定における身体機能と認知機能との関連/金子慶太
作業療法ジャーナル56(2)118-122
  • 回復期リハビリテーションにおける臨床実習のあり方/片桐一敏
2019年度
第50回北海道作業療法学会学術大会
  • 回復期でのHANDS療法の効果 ー麻痺手への意識付けの重要性ー/今西優美
第50回北海道作業療法学会学術大会
  • 運動と認知のDual task における干渉効果/久恒璃子
第50回北海道作業療法学会学術大会
  • 地域で暮らす高齢者によるサクセスフルエイジングの実践/佐藤舞佳
第53回日本作業療法学会 福岡
  • 回復期リハビリテーション病棟における更衣表の導入効果と更衣の自立基準/増田一城
作業療法の実践と科学1巻 (2019) 3号p. 49-56
  • 脳卒中重度弛緩性麻痺側上肢における作業療法
    ~肩関節亜脱臼の改善と麻痺側上肢の自己管理に向けて~/片桐一敏
第27回日本慢性期医療学会 大阪
  • BPSD症状を呈する認知症高齢者に対するアロマセラピーの有用性/伊藤隆史
作業療法の実践と科学1巻 (2020) 1号 p. 9-15
  • 当院回復期リハビリテーション病棟における臨床実習教育
    ~診療参加型実習の取り組みについての1例~/片桐一敏
論文 作業療法の実践と科学1巻 (2019) 3号 p.49-56
  • 脳卒中重度弛緩性麻痺側上肢における作業療法
    ~肩関節亜脱臼の改善と麻痺側上肢の自己管理に向けて~/片桐一敏
論文 作業療法の実践と科学2巻 (2020年)1号 p. 9-15
  • 当院回復期リハビリテーション病棟における臨床実習教育
    ~診療参加型実習の取り組みについての1例~/片桐一敏
第53回日本作業療法学会 福岡
  • 回復期リハビリテーション病棟における更衣表の導入効果と更衣の自立基準/増田一城
第27回日本慢性期医療学会 大阪
  • BPSD症状を呈する認知症高齢者に対するアロマセラピーの有用性/伊藤 隆史
上肢ロボットReoGo-Jユーザーミーティングin北海道、東北
  • ReoGo-J使用による上肢機能の即時効果/小島佳祐
第50回北海道作業療法学会学術大会
  • 回復期でのHANDS療法の効果 -麻痺手への意識付けの重要性-/今西優美
  • 運動と認知のDual task における干渉効果/久恒璃子
  • 地域で暮らす高齢者によるサクセスフルエイジングの実践/佐藤舞佳
北海道作業療法士会現職者研修会(講義)
  • 身体障害領域の作業療法 (回復期)/片桐一敏
北海道作業療法士会石狩支部講習会(事例発表)
  • 多職種の方から学ぶ医療と福祉の制度について/片桐一敏
2018年度
リハビリテーション・ケア合同研究大会 米子2018
  • 回復期リハビリテーション病棟における認知機能・前頭葉機能面と金銭管理能力の関連性の検討/桂川拓也
第49回北海道作業療法学会
  • STEFの物品の重さ・大きさ・形状がMental Chronometry(心的時間測定)へ与える影響/大藤勇貴
  • 手関節肢位の違いが指尖つまみに及ぼす影響について/田丸仁啓
言語聴覚士
2022年度

発表なし

2021年度
第22回日本言語聴覚学会
  • Siri音声入力を使用したdysarthria患者に対しての発話明瞭度の客観的評価/砂田彩楓
2019年度
第20回日本言語聴覚学会
  • 認知関連行動アセスメント(CBA)とFIM、神経心理学的検査との関連性の検討/高野健太
第20回日本言語聴覚学会
  • ディサースリアの母音音響分析とAMSDとの関連/小黒清史郎
第25回日本摂食嚥下リハビリテーション学会
  • 回復期リハビリテーション病棟患者における最大舌圧と運動機能との関連について/鍋倉智子
第25回日本摂食嚥下リハビリテーション学会
  • 回復期脳卒中患者における舌圧および咀嚼能率スコア‐食形態カットオフ値の検討‐/牟田口奈々
第14回北海道言語聴覚士会学術集会
  • 音響分析によるDysarthriaの定量的評価の検討/逢坂重志
第25回日本摂食嚥下リハビリテーション学会
  • 回復期脳卒中患者における舌圧および咀嚼能率スコア‐食形態カットオフ値の検討‐/牟田口奈々
  • 回復期リハビリテーション病棟患者における最大舌圧と運動機能との関連について/鍋倉智子
第20回日本言語聴覚学会
  • 認知関連行動アセスメント(CBA)とFIM、神経心理学的検査との関連性の検討/高野健太
  • ディサースリアの母音音響分析とAMSDとの関連/小黒清史郎
リハビリテーション・ケア合同研究大会2019
  • 回復期脳卒中患者におけるADLと認知関連行動アセスメント/米倉由菜
第14回北海道言語聴覚士会学術集会
  • 音響分析によるDysarthriaの定量的評価の検討/逢坂重志
2018年度
第19回日本言語聴覚学会
  • ディサースリアの単音レベルと短文レベルでの違い-音響分析を用いて-/小林桃子
第24回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会
  • 回復期リハ病棟患者における食形態を決定する舌圧のカットオフ値の検討/向富代美
  • 音響分析を用いた摂食嚥下機能の定量評価/牟田口奈々

臨床実習教育実績

  • 北海道大学
  • 北海道医療大学
  • 北海道文教大学
  • 北海道科学大学
  • 北海道千歳リハビリテーション大学
  • 日本医療大学
  • 札幌リハビリテーション専門学校
  • 札幌医学技術福祉歯科専門学校

年間35名程度受入