私は平成17年４月に入職して今年で16年目になります。入職当初は病院食ということもあり解からないことばかりでしたが、先輩方に指導していただき毎日の業務をこなしていくことで少しずつ出来る業務が増えていきました。そんな中、栄養士・先輩の勧めもあり平成30年に調理師の免許を取得することができました。調理師として満足していただける食事を提供できる心の糧となりました。

安心・安全・美味しい食事を日々心掛け提供していますが、なかなか患者さんと話す機会がありませんが、最近は麺が伸びないように”つゆはり“を病棟で実施したとき、患者さんに「カツオの香りがいいわね」「ごちそう様、美味しかった」と患者さんの言葉を聞くと、とても嬉しく思い、続けてきて良かったと思っています。

入院中は食事を楽しみにされている方が多くいると思います。食事を通して季節感や行事を感じられるなど患者さんに満足していただける食事を提供できるように、今後も栄養士・調理スタッフと協力し「美味しい食事」を目標にさらに丁寧な作業を心がけていきたいと思います。