趣味がピアノ演奏で、色々効果がある音楽療法を広め、患者さんと音楽を通して触れ合える機会を作りたいと考えていました。

昨年12月、院内クリスマスコンサートで声がかかり、院内の看護師、介護福祉士、セラピストでピアノ、サックス、カオンを主としたバンドを結成しました。選曲や練習などたいへんでしたが、患者さんは知っている職員が演奏していることもあり、笑顔で手拍子をしながら、とても楽しんでくれました。私は自分の好きな音楽で喜んでいただけることが、とても嬉しかったです。

今年は、夏祭り、敬老会でオープニングコンサートとして演奏しました。敬老会からメンバーにトランペットも加わり、演奏に幅がでてきました。

また地域の演奏依頼もあり、地域のみなさまにも笑顔を拡げ、地域の方と音楽を通して素敵な時間を共有していきたいです。

音楽療法は心身障害の回復、機能の維持、生活の質向上に役立つと言われ、回復期リハビリテーション病棟の看護と共通しています。これからも看護ケア、音楽を通して患者さんに笑顔を届けていきます。