私は花川病院に勤務して12年になります。はじめは歯科診療のスタッフとしての勤務でした。4年前に歯科を閉鎖することになりましたが、チーム医療として患者さんのQOL向上の一員として欠かせない職種なので残って欲しいということで病棟スタッフとして勤務させて頂くことになりました。

花川病院には歯科衛生士がおり、入院時に口腔内検診を行い身体のリハビリとともに、『自分の口からお食事を』を合言葉に多職種とかかわり口腔内環境を整え、誤嚥性肺炎のリスク管理や舌環境を整えております。その結果おいしく食事を召上って、質の高いリハビリをして頂き、ご家族もとへ笑顔で自宅退院される姿を見ております。多職種と連携した花川病院の口腔ケアの質の向上を全国へアピールし歯科衛生士の役割を伝えたいを目標にやってまいりました。昨年の秋にリハケア学会にて多職種連携したチーム医療の実践を発表しました。この内容がケアジェルメーカーの広報誌にコラム掲載（全国代理店配布）、地域の健康セミナー開催担当も任せられ、この甲斐あって少しづつ近隣の皆様より声掛けして頂くことも増え『やりがい』を感じております。これからも花川病院をアピールし知名度アップへ貢献したいと考えております。