急性期病院で3年の経験を経て、平成28年3月に入職し、回復期病棟のMSWとして勤務しています。入職前は病気や怪我を発症して間もない患者さんと短期間で関わることが多く、長期間のリハビリを通して在宅復帰に向け支援していく機会は少なかったように思います。

当院回復期病棟では、病院と在宅、患者さんとご家族・退院後に関わる各スタッフを繋げていくという重要な役割があります。その中でいかにチームアプローチ、多職種連携が大切かを日々痛感しています。障害の程度や医療度、家族背景や経済状況など患者さんおひとりおひとりの状況に合わせてやりがいや生きがいを見出せるよう関わらせていただくことこそ回復期病棟MSWの醍醐味をだと思っています。院内外の他職種のコーディネート力が住み慣れた地域で長く安心し生活し続けられる要因であり、当法人は、病院・老健・サ高住にて様々なサービスを利用できるメリットがあります。患者さん・ご家族の人生の大切なひと時に関わらせて頂けるという重みを意識して、初心を忘れず努めていきます。