仕事のやりがい

Vol.124
2025.12
看護師
勤続年数: 2年4ヶ月

生活の延長線上にある看護

急性期病棟で6年間、慌ただしく過ぎる日々の中で「もっと一人ひとりの人生に深く向き合いたい」という想いが募り、看護小規模多機能型居宅介護(看多機)の世界に飛び込んで2年4ヶ月が経ちました。
在宅看護はほぼ未経験。最初は病院とのスピード感や役割の違いに戸惑うこともありましたが、今は「生活を支える看護」の奥深さを日々実感しています。
看多機の最大の魅力は、訪問・通い・泊まりを柔軟に組み合わせ、その方の「今」に最適な支援を自分たちでデザインできる自由度の高さにあります。多職種とワンチームになり、ご利用者やご家族の「こう過ごしたい」という願いを一つひとつ形にしていくプロセスは、病院では味わえなかった手応えがあります。
季節のイベントを企画したり、何気ない会話を重ねたり。そうした日常の積み重ねの先に、ご自宅での最期を支える場面もあります。ご家族からいただいた「ここでたくさんの思い出ができました。ありがとう」という言葉は、私の看護師人生の宝物です。
疾患だけを見るのではなく、その方の人生とご家族全体を支える看護。それが私の仕事のやりがいに繋がっています。