介護の現場に事務員として関わるようになり、最初は「大変そう」という漠然とした印象を持っていました。現場では、入浴や移乗など、体力を使う業務に日々向き合っているスタッフの姿を間近で見て、その大変さと責任の重さを実感しています。
一方で、ご利用者と交わす「おはようございます」「また明日もお待ちしています」といった日々の挨拶には温かさがあり、事務職であっても利用者との関わりを持てることに喜びを感じています。
また、現場の専門職の方々の「気づく力」や「気遣いの深さ」に触れるたび、私もそうありたいと感じます。直接介護をする立場ではありませんが、日々の業務や声かけを通じて、少しでも現場の支えとなれるよう心がけています。
「今日この施設に来てよかった」と思ってもらえる場所であるように、陰ながら支える存在として役に立ちたい。それが、今の私のやりがいです。