私は、2018年にオアシスに入職しました。以前は病院で委託の栄養士として働いていましたが、もっと患者さんやご利用者と直接関わりたいという気持ちが強くなり、高齢者施設で働きたいと思いました。実際に働いてみて、オアシス栄養科は、多彩な行事食・イベント食がある事や、個々の状態に合わせた食事の提供を行っている所が強みだと感じます。
毎日のミールラウンドでは、実際に食事の様子を見て、多職種と相談しながら、安心して食べてもらえる食形態を検討したり、直接利用者さんの声を聞く事で、今後の献立の参考にもなっています。そして、何より
「毎日ありがとうね」「いつもおいしいよ」と嬉しい言葉を貰えることが、自分の仕事のやりがいにも繋がっていると感じます。
ターミナルの方に嗜好品を提供した時には、普段は無表情で活気のなかった方が笑顔でおいしいよと食べてくださり、食事の力は凄いなと感じたのと同時に、その場面に自分が関われた事がとても嬉しく思いました。
利用者さんとの直接の関りが増えた事で、学べたことも多く、仕事のやりがいだけでなく、自分自身のスキルアップにも繋がっています。
コロナ禍になり、以前よりも色々制限のある生活を送る中、利用者さんにとって食事の時間がより楽しみなものになっていると思います。だからこそ、今後も利用者さんとの関りを大切にしながら、毎日の食事を満足してもらえるよう精進していきたいです。