訪問看護ステーションポプラのご利用者は、石狩市をはじめ札幌市等に数百人規模でいらっしゃいます。多くのご利用者は在宅での生活を継続しながら、ご自身の療養をされておりますが、最も難しいのはご利用者、またそのご家族の心のケアであると、とても感じるようになってきました。常に健康上の不安や孤独感などに苦しんでいるご利用者やご家族に対して、心のケアをすることは、一個人ではなかなか難しいことがあります
。そんなとき、喬成会の中のケアマネジャーや訪問介護員、そして花川病院の訪問診療に携わる看護師の皆さん、全員でワンチームになって、ご利用者の心に寄り添うケアを実践できることが、私にとっては非常に大きなやりがいに繋がっています。
先日、お看取りをさせて頂いたご利用者は、喬成会介護事業部の全サービスを使いながら、最後はご自宅でご家族に看取られながら笑顔で旅立っていきました。途中、苦しい状況の時が多々ありながらも、ご家族からは、皆で関わってくれてありがとね、と言って頂き、訪問看護師として、一つの答えを見出したような気がしました。花川病院と介護事業部による途切れないサービス、そして、暖かさはなかなか他の医療機関では真似
できないスタイルなのではないかと思っています。