仕事のやりがい

Vol.068
2020.12
作業療法士
勤続年数: 5年

多職種連携と理念

5年前に喬成会に入職し、ふれあい通所介護に3年、オアシス通所リハに2年勤務しています。
通所介護、通所リハではそれぞれの役割がありますが、2つの事業所に関わり、規模や対象利用者さんの身体状況(介護度等)の違いがあり、作業療法士としては多くの経験をさせてもらっています。ふれあい通所介護では介護度の軽い方が多い一方、オアシス21では介護度の高い方、重度の方が多く通われています。
オアシスではリハマネ加算を取っていますが、理念に合わせその方の希望、夢を聞きながら生活全体に関わり、作業療法士として多職種に多くの提案していきます。
ある利用者さんは通所リハ利用開始時に、ご自身でトイレに行くことができませんでした。しかし、リハビリ介入から多職種に通所での日常の介助方法などを提案。
ビデオを撮り介助方法を統一することや、皆で目標の共有をすることで、この方は一部の介助だけでトイレに行けるようになりました。オアシスでは多職種で理念のキーワードでもある「ご利用者の夢の実現」をもとに目標を共有しています。結果として利用者さんの身体状況の向上にも少なからず影響があるのではないかと思い、やりがいを感じています。