仕事のやりがい

Vol.057
2019.12
介護福祉士
勤続年数: 25年

チャレンジする文化がもたらしたもの

2年半前「毎年新たなチャレンジが職員から出るようになり、それを実現する場をり、共に成長することにやりがいがある」とのお話をさせていただきました。
当時頑張ってチャレンジしてくれた音楽療法士は残念ながら退職してしまいましたが、その職員が独自で作成した音楽体操が退職後1年たった今でも使用しています。そして今、この色々なことにチャレンジする文化は定着していて、認知症専門棟では利用者さんが主体的になる活動をやりたいと、チームで取り組み、園芸、カラオケ等の司会、習字も利用者さんが講師になって行っています。この取り組みは、全国老健大会でも発表できるレベルになっています。
7年前に私は訪問介護事業所からオアシスに異動となりましたが、当時と比べると。認知症の利用者さんの出来ることが非常に多くなったと感じます。決して入所者さんの介護度が軽くなったわけでも、全体のADLが上がったわけではありません。一つ一つのチャレンジが、この様になったんだと思います。
2年半前に自分で「すごいなー」と思ったことが、今では当たり前になっていますし、今では多職種がこれに関わっています。まさにワンチームになってきていると感じます。それがもっと活発になれば、今後は本当の意味で利用者さん全員の夢の実現ができると思います。