昔、目が見えなく、歩くことも大変なひいおばあちゃんが頑張って自宅で生活していましたが、私は何か手伝いたいと思いながらも何も出来ませんでした。自分に知識があったらという思いから、高校の時にヘルパー2級を取得しました。
卒業してからはグループホームで働き、出産後は石狩のデイサービスで働いていました。今まで働いていたデイサービスの倍の規模のオアシス通所に転職して、最初は人数の多さに混乱しましたが、今は楽しく働いています。
以前働いていたデイサービスでは、靴を履くことができる利用者さんに対しても、介護職員が履かせてあげ、帰りにコートを自分で着れるのに、着せてあげることが、当たり前でした。
オアシス21では、出来ることは時間がかかっても利用者さん自身でやってもらっています。そのため、可動式の下駄箱まで作成しています。利用者さんは文句を言うどころか、「手伝いましょうか?」といっても、「いや、大丈夫だよ」と言って、出来ないながらも頑張っています。利用者さんはとても輝いています。一人ひとりの、出来ることだけでなく、出来ないことにもチャレンジする風土。私はそこに元気をもらっていて、まだ入社して10か月ですが、やりがいを感じています。