仕事のやりがい

Vol.052
2019.07
管理栄養士
勤続年数: 3年

見て楽しめる料理に取り組む花ぴりか

私が管理栄養士を目指したきっかけは、自分が入院していた時、嚥下状態が悪くミキサー食を食べていました。
その時、出された食事を見て「これを食べるのか〜。」と思ったことがあります。そこから、嚥下の悪い人にもっと美味しい食事を提供したいと思ったことがきっかけでした。管理栄養士に合格して、現在は花ぴりかで管理栄養士主任の補佐として仕事をしていますが、花ぴりかは利用者さんの反応をすぐ近くで見れます。住宅なので家庭のような感じもあります。そのなかで、栄養士、調理員は、利用者さんに喜んでもらおうと必死です。特に見た目が楽しい食事のためには手を抜きません。例えば行事の時はマシュマロにチョコペンでひとつひとつ顏を描いたり、ゼリーを使って小さな金魚を作って、さらに透明なゼリーで覆い、金魚が泳いでいるようなデザートを作ったり。たった一口で食べられてしまうものですが、手間と時間をかけ必死に作っています。そして利用者さんの反応はすぐに返ってきます。
その反応がうれしくて、私たちは楽しくミールラウンドに行きます。利用者さんの反応を調理員に伝えることで、調理員もやりがいを感じてくれます。花ぴりかは更に食事の質が上がってくると思い、やりがいを感じています。