私は介護職に就く前は、東京で学校給食の厨房で調理の仕事をしていました。ふとしたきっかけから介護の仕事に興味を抱き、介護学校に通い始めました。
学校卒業後、オアシス21に就職しました。実際の現場は学校で習っていないことが毎日起こります。送迎では利用者さんの自宅にたどり着けない、歩行介助では付き添っていたにも関わらず膝折れがおこったり、トイレからのコールで急いで駆け付けると利用者さんからは『お前なんか呼んでいない。他の人を呼んでくれ。』と言われることもあり、この仕事を続けられるかどうか毎日不安でしたが、そんな中でも、利用者さんからいただく「ありがとう」の言葉で頑張ってきました。
今はオアシスで勤務して12年経ち、学習委員として多くの企画を考案しております(学習系プログラム、リラックスヨガ等)。また、童謡サークルも立ち上げました。
オアシス通所では、私たちで多くの企画を考案し、それが実現できます。そして、その企画から利用者さんの「やったー」「楽しいね」「わぁ」などの声がフロアに響くときに、いつもやりがいを感じています。