私は平成23年までオアシス21の入浴専門のパートケアワーカーとして働いていました。
入浴介助ではご利用者が開放的になり色々なお話が出来る反面、痛みやかゆみのうったえがあっても何も出来きません。その葛藤があり「オアシス21で看護師として働きたい」と思い准看護師を目指すため退職しました。合格後、脳外の病院で働いた後、平成29年にオアシス21へ再入職しました。強化型や方向性など、施設のカラーが6年前とは全く別施設のようでとても戸惑いました。少し経って「ここで看護師としてやっていけるのか」「楽しくない」「介護職に戻りたい」など考えるようになりました。
あるとき、机でいつも伏せている認知症のご利用者を見て「認知症が進行しても毎日を楽しく過ごしてもらいたい」と思い、その時出会ったパステルアートをオアシス21で導入して頂きました。ご利用者や家族に大変喜んで頂き、いまは「やりがい」を感じています。看護師は介護のように日常のお世話が出来ないと思ったこともありましたが、ここは誰もがご利用者の輝きの一日のために必死になっています。それが自分自身の「やりがい」に繋がってるんだなと改めて感じています。