認知症専門棟では帰宅欲求があるご利用者や入浴拒否があるご利用者が何人もいます。そして、そのご利用者への対応については、昨日はうまくいったけど、必ず同じ方法が今日通じる訳ではありません。この対応について次の一手を考えるのに日々悪戦苦闘しています。
以前は認知症ケア委員会で対応を考えていましたが、今はクルーが自然と話し合いができるようになってきていて、すごく真剣にご利用者のことを考えているのがわかります。
私が入社してから3年半の間にオアシスの認知症専門棟はとても変わってきていて、今も変化し続けています。まず、レクや役割など認知症のご利用者が携わる活動が増えています。また、以前は介護職員だけで行っていた日常行事ですが、リハビリスタッフや看護師による活動も盛んに行われるようになりました。しかし現時点では、まだ活動に参加されず、ほとんど座ってるだけのご利用者もいて、その方に対してのアプローチもクルーで話し合っています。
オアシスでは、今のこの課題についてもきっと数ヵ月、数年の間に変えられるはずです。そしてその変化に自分も携われることにとてもやりがいを感じています。