仕事のやりがい

Vol.020
2016.08
介護福祉士
勤続年数: 3年10カ月

一人ひとりのご利用者の気持ちに寄り添ったターミナルケアを実践しています

T様(元看護師)のターミナルケアに関わらせていただきました。すい臓がんの末期で腹水も溜まり、ご本人も辛い表情をされていても、「寒くないかい?」「疲れてないかい?」と逆に職員の心配をしてくれていました。また、T様はさみしがり屋で、職員に「寂しい」と訴えることは多くありました。
病棟全体でT様のターミナルケアについては情報共有が出来ており、全員がご本人の意向に沿って毎日関わり、T様が寂しがっているときや、職員の心配をしているときは、ご自分の病気を理解し不安になられてたり、痛みに耐えている可能性があるため、しっかりと寄り添った気持ちのケアを全員が行っていました。
私が以前働いていた施設では、全て病院搬送。殆ど看取りの経験はありませんでした。いま、オアシスでは多くのターミナルケアを行っていますが、誰一人として同じケアはありません。全てその人に合ったターミナルケアができています。これは、医療があるから出来ているだけでなく、ご利用者の気持ちに沿ったターミナルケア(気持ちのケア)ができているからだと思います。在宅復帰もターミナルケアもできるオアシス21での仕事のやりがいを感じています。