仕事のやりがい
Vol.011
2015.09
作業療法士
勤続年数: 4年10カ月
企画と実行で忙しくなっていくのが爽快!
私は他の医療法人から転職してオアシスに入社いたしました。病院でのリハビリは当然専門職としてリハビリに専念することが必要であり、経験が少ない私は、少しでもご利用者がリハビリを通じて楽しんでもらえるかを常に考えておりました。楽しんでもらうために数々のイメージは湧いていましたが、現実的に病院内でのリハビリの中ではほとんど実現することができませんでした。経験を積むにしたがって、新入職員の時のような「熱い気持ち」は小さくなり、目の前の患者さんの機能回復だけに集中していくようになっていました。
オアシスに入職して、前職とは全く違い、ご利用者との関係づくりに非常に工夫していること。リハビリに関わっている時以外でも、ご利用者の生活の一部として関われることが多いな、と感じていました。
日常的に作業療法士として働いているなか、介護職の人たちは、ご利用者が楽しんでもらおうと必死にご利用者に接しているのが非常に分かりました。
健育会の介護施設の理念「価値」の中で「ご利用者には輝きの一日を」が伝えられてから、私たちの動きに急な変化がありました。セラピストとして、リハビリを通じて輝きの1日を感じていただくため、数々の企画が以前の数倍出てきたのです。
「麻痺の方のリハビリ調理」「サーキットトレーニング」等々、数え切れない企画があり、そのほとんどを実行させてもらえました。これらのことを考えているうちに、新人だったころの熱い思いが蘇り、次の企画を立てることが楽しみになっています。他の施設で働いている友達から聞いても、ここまで企画にセラピストが関われるのは聞いたことがありません。企画と実行でどんどん忙しくなっていますが、これがとても爽快です。