言語聴覚士(ST)体制
言語聴覚士(ST)とは
言語聴覚士はことばによるコミュニケーションに問題がある方に専門的サービスを提供し、「自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職」です。また摂食嚥下(のみこみ)の問題にも専門的に対応いたします。リハビリテーション場面では問題の本質や発現メカニズムを明らかにし、対処法を見出すために検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行っております。
「日本言語聴覚士協会HP」より一部抜粋
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うまく話せない 声が出ない
〈コミュニケーション障害〉 -
うまく食べたり 飲みこめない
〈摂食嚥下障害〉
このような症状の方は、
お気軽にご相談ください。
花川病院の
言語聴覚士(ST)の特長
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- ST数が多い
- 当院ではとても多くのSTが働いています。
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- スキルアップの実践
- 学会での定期的な研究発表に加え、最新情報の共有も行っています。
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- 徹底した新人教育
- 1〜2年目の新人セラピストには、先輩セラピストがマンツーマンで指導を行い、疑問や不安点を解決しながら業務を進めています。
- コミュニケーション障害の
リハビリ(スピーチセラピー)を実施 - 「話すことができない」「聴いて理解できない」など、失語症によるコミュニケーション障害には絵カードを用いた訓練や、文章課題などを行います。「ろれつが回らない」などの構音障害に対しては、発音練習や音読などの訓練を実施しています。また、「ことば」でのコミュニケーションが困難な方には、代償的な方法(身振りやコミュニケーションボード等)の指導も行います。
- 飲み込みの専門的検査を実施
- X線をのどにあてながら、バリウム入りの食品を食べる(嚥下造影)検査を行っています。「のどの中を透かした状態」が観察できるため、「飲み込みの障害がどこにあるのか」がよくわかります。所要時間は30〜40分程度です。
当院では入院のみならず、外来受診でも検査を行なっており、セカンドオピニオンとしてのご利用も可能です。
- 訪問リハビリテーションで、言語聴覚士が
ご自宅でのリハビリテーションにも
取り組んでいます。
当院では退院後のフォローリハビリとして、スタッフがご自宅へうかがう「訪問リハビリ」を行なっています。また、他院を退院後に外来受診リを開始されている方もいらっしゃいます。