私が看護師を目指したのは、今から40年前、18歳の時です。中学生の時、父が他界し母と弟がいて将来を考えた時、看護師になろうと決めました。函館の病院に勤務し、昼間仕事をしながら夜間の准看護師学校に通い資格を取りました。結婚し3人の子供を育てながらも中断することなく、仕事を続けてきました。子供も成長した10年前に看護師の資格をとりました。今まで生活を支え続けてきた看護師という仕事に、私は誇りをもっています。

私が花川病院に勤務して来年で30年になります。私の歩みのように、花川病院も介護力強化病院、介護療養、リハビリテーション病院と変遷してきました。私は現在、回復期リハ病棟に勤務しています。回復し、笑顔で退院される時、患者さんの人生のいっときに関わり支援できた時に、看護師としてのやりがいを感じています。

回復期リハ看護に関わって20年近くなりますが、これからも、患者さんの持てる力、能力獲得のために、私が今まで培ってきた力をすべて、提供していきたいと思っています。