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仕事のやりがい

「尊厳と接遇について考え実践していきたいこと」

Vol. 006平成28年10月

■職種:
理学療法士
■勤続年数:
3年

入職して1年目の頃は単に患者様の希望を叶える事が重要と考えがちでしたが、それだけではうまく導くことが出来ず、多くの先輩方の指導を頂きました。また、尊厳に関する理事長講話や健育会の接遇の取り組みから、改めて尊厳と接遇について考えるようになりました。

もしも、同居している祖母(96歳)が入院したらと想像した時、祖母が求めるものは何か?家族として求めるものは何か?希望を叶えるだけでは不十分ではないか?接遇ひとつをとってみても、自分だけではなく多くの職員や生活環境が関わっており、それらの質が高まって初めて安心した入院生活ができ、尊厳を守ることに繋がっている事に気が付きました。接遇の「遇」には「もてなす」という意味があり、単に接するだけだと相手を思いやる気持ちが抜けている事になります。

医療・介護・ホスピタリティー・生活活性化の適切な提供がチーム医療であると教えて頂きました。私達は患者様の尊厳を守り、質の高い接遇と質の高いリハビリテーションを共に提供する職業集団である。そう自覚した時に、この職業に大きなやりがいを強く感じました。患者様とご家族に満足して頂けるよう「尊厳を守り患者様とご家族の思いに寄り添う接遇」をこれからも組織全体で取り組み実践していきたいと思います。

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