仕事のやりがい

Vol.110
2026.02
作業療法士
勤続年数: 2年11か月

作業療法士として取り組む、入院生活を豊かにする環境づくり

教育体制が整備され回復期リハビリテーション病棟180床を有する健育会グループの花川病院に大学卒業後入職しました。日々の業務の中で、作業療法士の役割は機能回復のための訓練を行うだけではなく、患者さんが入院生活の中でも安心してその人らしく過ごせるよう支援することにあると感じています。私は、入院中の生活そのものを支えることも大切にしたいと考え、患者さんが自由に使えるカレンダーを整備し、日付や予定を意識しやすい環境づくりを行いました。また、間違い探しや迷路、計算問題などのプリントを準備し、空き時間にも気軽に取り組めるよう工夫しました。実際に患者さんから「これが楽しみになっている」「時間があるときにやってみるよ」といった声をいただき、主体的に取り組まれる姿や笑顔を見るたびに、生活を支える関わりの大切さを実感しています。さらに、病棟でレクリエーションを開始する際には、活動内容の検討や参加可能な患者さんの選定にも関わりました。多職種と連携しながら、安全面や効果を考慮して活動を形にしていく過程では、チーム医療の一員としての責任とやりがいを強く感じました。このような関わりを通して、私は作業療法士として、患者さんが入院生活の中でもその人らしく過ごせるよう支援できることに大きなやりがいを感じています。また、患者さんだけでなくご家族にも親身に関わり、尊厳を大切にした対応を心がけています。一人ひとりの思いや生活背景に目を向け、安心して入院生活を送っていただけるよう支援していくことが、私にとって大きな喜びであり、仕事への原動力になっています。今後も患者さんとご家族に寄り添い、その人らしい生活を支える作業療法士として成長していきたいと考えています。