仕事のやりがい

Vol.109
2026.01
看護師
勤続年数: 5か月

病棟と外来をつなぐ看護のかたち。

回復期病院で看護師として働く中で、私がやりがいを感じる瞬間は日常のささやかな関わりの中にあります。午前中は病棟でフリー業務として各病棟を回り、午後は外来看護師として勤務しています。多くの患者さんと関わる環境の中で、自身のことを覚えてくださり、名前を呼んで声をかけていただけることは、看護師として信頼関係を築けている証であり、大きな励みになっています。
回復期病院ならではのやりがいは、患者さんの「回復」を実感できることです。毎日顔を合わせるわけではないからこそ、久しぶりにお会いした際に表情が明るくなっていたり、動作がスムーズになっていたりする姿を見ると、確かな前進を感じます。そして病棟で関わっていた患者さんが無事に退院され、外来で再び来院された時に元気な姿で再会できることは、看護師として何より嬉しい瞬間です。
病棟と外来では求められる看護も異なります。病棟では60人以上の患者さんがいる中で、多重タスクに追われながらも看護職員や介護職員の力になるために患者さんのニーズを聞き出し最善な方法で解決していくことに達成感を感じます。一方、外来では限られた時間の中で症状やニーズを的確に把握し、患者さんが話しやすい雰囲気を作りながら、医師や医療事務、連携室と協力し、安心した生活へとつなげていく役割を担っています。一見異なる働き方ですが、患者さんの思いを引き出し、最善の方法を考える姿勢は共通しており、兼務だからこそ信頼関係の大切さをより強く感じました。
患者さんから「ありがとう」と言っていただけること、そして「あなたがいてよかった」と感じてもらえる存在でいられることが、私が看護師を続けたい理由です。これからも、たくさんの方々に必要としてもらえるよう、自身を高め続けていきたいと思います。