花川病院に勤めて１８年になります。回復期リハビリテーション病棟には、怪我や病気によりリハビリを必要とする方が入院されています。３６５日毎日リハビリが行われており、私たち介護士は自宅退院を目指し日々頑張っている患者さんの日常生活のケアを行っています。リハビリは毎日行われていますが、リハビリ以外の時間は寝て過ごす方も少なくありません。そんな患者さんの余暇活動の充実に向け、去年から病棟では介護士を中心に週１回病棟レクの時間を作り実施しています。体操は、動画を見ながら曲に合わせた体操も取り入れており、昔懐かしい北島三郎の曲であったり、聞き馴染みのある曲は口ずさみながら楽しそうに取り組まれています。普段は、あまり笑顔を見せない方も曲がかかると懐かしそうに歌ったり、手を叩いて盛り上げてくれているのを見るとこちらまで楽しく嬉しい気持ちとなります。介護施設とは違いレクレーションや余暇活動への取り組みは、まだまだ不慣れでどんなことをすると楽しんでもらえるだろうかと試行錯誤しています。患者さんの持てる力や楽しみを見出せるよう日々の関わりを大切にし、今後もさらにやりがいを持ってケアに努めていきたいです。