仕事のやりがい

Vol.101
2025.05
理学療法士
勤続年数: 2ヶ月

感謝の言葉が力になる - 回復期病棟での理学療法士1年目のやりがい

私は、岩手県出身で北海道の国立大学に憧れ入学し理学療法士免許を取得しました。健育会グループの花川病院は回復期リハビリテーション道内最大規模で教育体制が整備されているので、第1志望で入職しました。回復期リハビリテーション病院で理学療法士として働き始めて1年目の私は、患者さんと関わる中で多くのやりがいを感じています。毎日様々な患者さんと接する中で、少しずつ信頼関係が築け、「ありがとう」と感謝の言葉をいただいたり、自分の名前を覚えて呼んでくださるようになったときには、この仕事を選んでよかったと心から思います。
回復期では、患者さんが病気やけがを経て、再び自宅や地域での生活に戻るための重要な時期を支えます。その一歩一歩を共に歩み、動作の改善や生活の質の向上を実感できることは、大きなやりがいです。まだ入職して2か月程で、緊張する場面や思うようにできない場面もありますが、患者さんと目標を共有し、小さな進歩を積み重ねることが、やがて大きな成果に繋がると信じています。
今後は、日々の臨床経験を深めるだけでなく、研究活動にも取り組み、より根拠に基づいたリハビリを提供できる理学療法士を目指したいと考えています。患者さん一人ひとりの希望や目標に寄り添い、親身な対応で最善のリハビリを届けることで、笑顔と自信を取り戻すお手伝いができる存在になれるよう努力していきたいです。