仕事のやりがい
Vol.100
2025.04
看護師
勤続年数: 5年4ヶ月
回復期看護師としての役割
私は、約5年前に急性期病院から回復期の花川病院へ転職しました。急性期病院で勤務していた時は、看護師としてのやりがいや役割とは、患者さんの命を救うこと、診療の補助など医療処置を行い、患者さんが元気になってくれることだと感じながら働いていました。花川病院は、急性期病院とは業務内容も異なり、最初は戸惑うことがありました。看護師として、何ができるんだろうと役割ややりがいを見つけられず、ただ決められた業務をこなしているだけに感じていたこともありました。しかし、患者さんとそのご家族と関わることができる時間がとても多く、その人の全体像を知ることができます。退院後の生活を考えたときに、何が必要か?看護師として何ができるのか?この方にはこんなアプローチがいいのでは?と、どんどん視野が広がります。患者さん・ご家族・他職種ともコミュニケーションをとり連携をし、同じ目標に向かっている時に、とてもやりがいを感じます。看護師として、患者さんの健康を守ることももちろん必要ですが、回復期看護師として、患者さんの生活を守ること、再構築できるような関わりをすることが大切だと思います。そのためにも、患者さんが心も身体も元気よくリハビリに取り組めるよう、全身管理と精神的ケアを意識しながら、患者さん・ご家族と関わっていきたいと思います。