仕事のやりがい
Vol.096
2024.12
看護師
勤続年数: 8年5ヶ月
年末祭を通しての患者さんの笑顔
私は、地域包括ケア病棟に勤務していましたが、令和6年6月から回復期病棟に病棟に転換となり、180床すべてが回復期リハビリ病棟に転換となりました。
地域包括ケア病棟の60日間の入院期限の中では、ゆっくりと関わることが十分にはできないこともあったのですが、回復期期限は90日~180日間あり、その分、患者を全人的に捉えチームでアプローチすることの楽しさとやりがいを感じています。
当院では、時期に応じて患者さんに楽しんで頂く機会を設けています。夏には夏祭り、敬老の日には感謝祭、そして今回初めての試みで年末祭を開催しました。
予め患者さん全員にクジをお配りしました。その時に「絶対に参加するよ。楽しみにしてるね」「病院でこんな取り組みをするなんて凄いね」などのお言葉を頂きました。よさこいソーランと神輿の後に、クジ引きをしました。ホールに来ることができる患者さんは、ほとんど出てくださり、クジ引きの際には自分の番号が書かれた用紙を握りしめ、番号が呼ばれるのを今か今かと待って下さいました。患者さんの退院時アンケートには「年末祭、とても楽しかった。ありがとうございました。」と感謝のお言葉を頂きました。
入院という制限のある生活の中で、患者さんの笑顔が見られ、よさこいや神輿に合わせて手拍子をしているイキイキとした姿を拝見した時に、看護のやりがいを感じ、少しでも患者さんが笑顔になれる環境を提供できるように親身な対応を今後も継続していきます。